くるりパシフィコ

年末の怒濤さと思い入れが整理できず、
今日まで感想をひっぱってしまった。
結局、整理はできんまま。


オーケストラ入りの演奏が楽しみで、
はまちゃんが久しぶりにライブ(コンサート)に行けたのもうれしく、
それを一緒に行けたこともうれしく、
その機会を用意してくれた2人の気持ちがうれしく
本当に幸せなコンサートでした。
ちょっとだけあるとすれば、
途中で非常識な某出版社からの電話で
2曲ほど聞けず、殺意をおぼえた。


くるりにも2人にもはまちゃんにも
するりと抜け出せた会社にもありがとう。


「Tanz Walzer」は「図鑑」の次かその次くらいに好きなアルバムで
ずっと生で聞いてみたかった。
チューニングの時から鳥肌が立っていた。


それでも「さよなら春の日」と「春風」でいっぱいになっている。
本当に思い入れがあるんやなーと他人事のように思ったり。


くるりはこれ以上ない大好きな友達から
教えてもらったバンド。
最寄り駅をジャケットに使っているバンドって紹介のされ方で。
私にとってのくるりは、
わちゃで深草で東寺で四条で駅ビルで京阪電車

けれど2年前の大阪くるりが一緒に行った最後のライブになった。
最後がくるり締めとは幸運やったと思う。
その時のラストが、「さよなら春の日」
わちゃが、その年の私の誕生日に贈ってくれた曲で
本当に最後のライブになったと気づいた時に
この日の「さよなら春の日」が完璧すぎてこれを越える曲は現れないように思う。
そしてずっと結婚する時は「春風」をかけると話していたことが、
今年の2月にそのとおりになった。
叶ってしまうのは、うれしいより終わりの色が強い。


そんな2曲を立て続けに聞けた。
それもあんな大きなホールで。
もう泣くしかないという感じ。泣けてしかたなかった。


そういえば、「ジュビリー」にも泣けた。
濱中のトレードの時、たまたま聞いていたからやと思う。
タイミングの問題で、刷り込んでしまったものはどうにもならない。
ところどころ歌詞が濱中のトレードと重なるところもあって
きっとこれからも「ジュビリー」を聞くと阪神の濱中が浮かぶ。
おかしいけど、私はまじめにジュビリーで濱中の感傷にひたる。