振替輸送

帰り田園都市線が線路支障で全面ストップ。
最寄りのバス停から都立大行きに乗り込む。
中には、このバス経路では遠くなる路線の利用客も乗っていて、
その人たちは遠回りして帰るつもりやったんやと思う。
そしたら他の路線に行く別の経由バスが止まるバス停の近くで、
丁寧なその後の対応をアナウンスし、お客さんを降ろしていた。
終点の都立大北口で降りる時に普段は都立大駅を利用しない
私を含めた振替輸送客のため、バス停から駅までの道案内までしてくれた。
バス停名にまでなっているほどなのでほんまは説明がいらないほどの距離。
けど焦っている人間は心も視野も狭くなっているだろうという配慮があっての
説明なのかなと思い本当に本当に感動した。
その一連がすごくスムーズで無駄がなく、マニュアルというわけではなさそうな。
たとえあっても緊急事態で殺気立つお客に対してできるというのはすごい。
尊敬できる人はだいたい名前も知らないそこら辺の人。
それにしても振替輸送でバスただ乗りは不謹慎ながらわくわくした。